無職の人でもお金を借りられる!|状況別の借り入れ方法を徹底解説

お金が必要な時、無職の人は「借りる」という行為を諦めていませんか?諦めてしまっている人はこの記事を読んでみてください。無職でもお金を借りられる方法がいくつかあります。

様々な状況の無職の人へ向けた方法を分けて説明していますので参考になればと思います。

今回は、無職の人がどうしてもお金が必要な時にお金を借りる方法を詳しくお伝えしていきます。

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目次

無職だと貸金業者からお金を借りにくい?その理由とは

一般的に無職の人は貸金業者からお金を借りることは難しいと言われていますよね。

「なぜお金を借りるのが難しいのか」という理由を分けて、それぞれ分かりやすくお伝え致します。

【理由1】収入が安定していないので、返済能力を疑われるから

貸金業者はお金を貸した方から返してもらわないと、貸した金額や人数によっては貸金業者の倒産という危機にまで陥ります。

従ってお金をしっかりと返せるだけの「安定した収入がある」ことが貸金業者にとってはとても重要なことです。

無職の場合は安定した収入がない場合が多いため、返済能力を疑われてしまい、貸金業者はお金を貸すことが難しく、無職の人への借り入れを断ります。

【理由2】収入が0円だと総量規制でアウトになるから

総量規定は貸金業法から定められたもので、総量規制とは、貸金業者がお金を貸す際に定めた「貸しても良い額」のことです。

基本的に総量規制は年収の3分の1と言われています。

これは消費者が過度にお金を借りてしまい、返済が難しくなり、生活が苦しくなってしまうのを防ぐために作られた制度です。

例外はありますが、無職の人はそもそもの収入が無いため総量規制の制度によって業者が借り入れを許可することができず、結果的に無職の人はお金を借りるのは難しいという結果になります。

更に詳しく知りたい方は編集部が執筆した総量規制対象外の記事もご確認ください。

【理由3】行政処分を受ける可能性があるから

原則、貸金業者は消費者の「返済能力の調査」をしないといけません。これは貸金業法という法で決まっています。内容は以下のとおりです。

第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:e-Gov法令検索

無職の人へお金を貸すと、貸金業者は返済能力が無い人にお金を貸している状況です。

つまり、貸金業法の第十三条に違反してしまうことになるので、業者側が行政処分を受けてしまう恐れがあります。

このような理由から、貸金業者が無職の人へお金を貸すのは難しいです。

無職でもお金を借りたい!状況に合った借入方法を知ろう

無職でもお金を借りるためには、その時の状況に合った借入方法を選択する必要があります。

これから紹介する方法を知っているだけで、いざというときの選択肢が広がりますので参考にしてみてください。

【失業者・ニートの方】国の融資制度を利用(2022年9月1日時点)

失業者やニートの方で生活が困難な場合は「生活困窮者自立支援制度」という制度を利用できます。

この制度は次のような支援を受けられます。

生活困窮者自立支援制度で受けられる支援内容
  • 自立相談支援事業
  • 住居確保給付金の支給
  • 家計改善支援事業
  • 一時生活支援事業

これらは住んでいる地域や対象となる人の生活状況によって受けられる支援が異なります。

さらに、この制度は働きたくても働けない方、住む場所が無い方へ向けた制度なので、働く意志を持っていることが前提条件となります。

制度を利用するためにまずは自分自身の状況を再確認し、簡潔に説明できるよう整理してみましょう。

こちらのページで条件や適用される内訳などが詳しくまとめられていますので、参考にしてみてください。

わかりにくい場合は、自分の住んでいる地域の相談窓口が市役所などに設置されているため問い合わせて詳しく聞いてみましょう。

また、流行中の感染症によって生活が困難な状況に陥ってしまった場合は「生活福祉資金の特例貸付」という形でも貸付をしてくれる場合があります。

この制度は無利息で保証人も不要という優しい制度となっていますので、生活に困窮している方は検討してみてください。

【主婦の方】配偶者に安定した収入アリの場合、銀行カードローン利用可

結婚していて「専業主婦(主夫)」をしている方も、貸金業者や銀行業者には無職とみなされます。

ですが、配偶者がいて1世帯が問題なく生活できており、世帯として安定した収入を得られていると判断されると、銀行カードローンなどでお金を借りることができます。

基本的には自分の名義でお金が借りられるので、配偶者へ連絡が入るケースはそこまで多くありません。

しかし、返済が滞ってしまうと督促の連絡がきて配偶者に知られてしまう場合もありますので注意しましょう。

また、全ての銀行において専業主婦(主夫)の方がお金を借りることを受け入れてくれるわけではありません。

専業主婦(主夫)でも借入が可能な銀行は以下です。

専業主婦(主夫)でも借入が可能な銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • paypay銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 千葉銀行、筑波銀行などの地方銀行

専業主婦の方はメガバンクからお金を借りられる可能性は低いため、ネット銀行や地方銀行を利用すると良いでしょう。

ネット銀行は名前の通り、お金を借りるための申し込み手続きがネット上で完結するので気軽に利用できます。

また、限度額や借入までの期間は銀行によって違いがあるので、自身に合った銀行を探しましょう。

特にジャパンネット銀行の場合は、30日間の無利息サービスがあり審査も3営業日ほどで終わるため、急にお金が必要ですぐに返済が可能な状況にピッタリです。

借り入れ可能額についてはそれぞれの銀行に記載されている限度額の上限いっぱいまで借りられるケースは少なく、専業主婦の場合は10万円〜50万円ほどであることが多いです。

また、お金を借りる場合は返済する際に利息が上乗せされますが、銀行カードローンの場合は消費者金融業者からお金を借りる時よりも低い利息で借りられるというメリットがあります。

【主婦の方】消費者金融も配偶者貸付で利用可能

無職の場合でも、専業主婦(主夫)であれば配偶者に収入があることになるため借り入れが可能です。

また、配偶者の収入が安定している場合は「配偶者貸付」という制度を利用できます。

配偶者貸付は、貸金業法の総量規制に準じて配偶者と申込者の合算年収の3分の1までお金が借りられるというものです。

例えば主婦の方の収入は0円でも、配偶者の年収が300万円あれば「世帯収入300万円÷3=100」で100万円を借り入れることが可能です。

配偶者貸付を申し込む際には、以下の書類を用意する必要があります。

配偶者貸付の申し込みに必要な書類
  • 本人確認ができるもの
  • 配偶者の収入を証明できるもの
  • 配偶者の同意書

その他、必要な条件や書類は各業者によって異なりますが、上記3つはほぼ必須であるといっても良いでしょう。

配偶者貸付は配偶者の同意書をもらわなければならないため、内緒で借りるということはできません。

配偶者に知られたくないからといって同意書を自分で作成して提出すると偽造罪に該当する可能性もあります。

配偶者に知られずにお金を借りたい場合は、カードローンの利用を検討した方が賢明です。

【ご老人の方】年金収入があればカードローンで借りられる

無職の場合でも年金収入があるご高齢者などは「安定した収入がある」とみなされることがあり、カードローンが利用できる可能性があります。

しかし、貸金業者によっては年金を安定した収入とみなさないところもあるため利用する業者は限られてきます。

以下に65歳以上でも申し込むことができるカードローンサービスを記載しましたので、参考にしてみてください。

65歳以上でも申し込めるカードローンサービス
  • ベルーナノーティス 〜80歳
  • 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) 〜65歳
  • J.Score 〜70歳
  • auじぶん銀行カードローン 〜69歳
  • オリックス銀行カードローン 〜69歳

貸金業者の多くは、年金収入でカードローンが組める年齢の上限が70歳までとなっています。

しかしベルーナノーティスは、なんと80歳まで申し込みが可能となっています。

ベルーナノーティスは初めて借入れをする場合、14日間無利息サービスが適用されます。

さらに、借りたお金を完済した後にもう一度借り入れをする場合も14日間無利息が適用されます。

年金が入る前の数日間、金銭的に苦しい状況などにも利用できるので安心です。

一方で、年金を「担保」としてお金が借りられるとうたっている貸金業者には注意が必要です。

貸金業法では以下を禁止しています。

融資の契約について、年金が振り込まれる口座から融資の返済を受けることを目的として

・借入者に対して、年金受給者の年金証書、預金通帳やキャッシュカードなどの引き渡し、もしくは提供を求め、またはこれらを保管する行為

・借入者に対して年金が振り込まれる口座からの自動振替を金融機関に依頼するよう求める行為

引用元:厚生労働省

年金を担保にお金を貸し付けることは違法なため、このような説明を受けた場合は他社サービスの利用を検討しましょう。

【就職内定者】銀行の内定者ローンが使える

学生さんなども、アルバイトなどをしていない場合は貸金業者から見ると無職と判断されるケースもあります。

しかし内定が決まっている方は「今後安定した収入を見込める」と判断され、銀行で内定者ローンを利用できる可能性があります。

就職内定者へ向けたローンを展開している銀行の一例は以下です。

就職内定者向けローンを展開している銀行
  • きらぼし銀行
  • 長野ろうきん
  • 新潟ろうきん
  • 武蔵野銀行

傾向としては全国展開されている大手銀行などではないことです。住んでいる地域もしくは予定勤務先の地域によっては利用できません。

申し込み時に必要な書類はその銀行や地域によって異なりますが、ほとんどの場合、内定をもらっている企業から送付または渡された「内定証明書」を提示する必要があるでしょう。

【ひとり親】国の融資制度を利用可能

ひとり親で20歳以下の子供を養っている方が無収入の場合、厚生労働省が実施している「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」を利用できます。

この制度の対象となるのは下記の方です。

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度の対象となる方
  • 母子家庭の母
  • 父子家庭の父
  • 寡婦(夫と死別または離別し、再婚していない、夫のない独身の女性)
  • 40歳以上の配偶者のない女性であり母子家庭の母、及び寡婦以外の者
  • 母子家庭の児童等
  • 父子家庭の児童等
  • 父母のない児童
  • 寡婦に扶養されている20歳以上の子

寡婦とは、配偶者と死別または離別し、再度婚姻をしていない方のことです。

他にも所得税法上では、上記に加えて一定の所得や条件によっては寡婦や特別寡婦と分けられることがあります。

また、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度で受けられる内容は下記です。

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度で受けられる内容
  • 事業開始資金(事業開始に必要なお金の貸付)
  • 事業継続資金(事業を続けるために必要なお金の貸付)
  • 修学資金(学校に通う際の必要なお金の貸付)
  • 技能習得資金(開業または就職に必要な勉強のお金の貸付)
  • 修業資金(開業または就職に必要な技能習得のためのお金の貸付)
  • 就職支度資金(就職に必要なお金の貸付)
  • 医療介護資金(医療や介護を受けるためのお金の貸付)
  • 生活資金(生活するのに必要なお金の貸付)
  • 住宅資金(住宅関係に必要なお金の貸付)
  • 転宅資金(引っ越しに必要なお金の貸付)
  • 就学支度資金(就学などに必要なお金の貸付)
  • 結婚資金(結婚の際に必要なお金の貸付)

制度を利用するための条件はそこまで厳しくなく、保証人がいる方は無利息で融資が受けられるものもあります。

しかし、一定の条件を満たしていないと受給できないものもありますのでこちらからご確認ください。

詳細を確認したい場合や不明点がある場合は住んでいる地域の地方公共団体の福祉担当窓口へ相談してみると良いでしょう。

【不労所得がある方】カードローン申し込み可能

無職で定職についていない場合でも、何らかのかたちで所得がある場合は返済能力があるとみなされ、カードローンを利用できる場合があります。

例えば株式投資の配当金や、所有している不動産運用による所得などです。

不労所得がある場合、定職についていないため勤務先がなく審査に通過するのが難しいように感じるかもしれませんが、確定申告書などで所得があることを証明できれば借入ができるケースもあります。

しかし注意点もあり、不労所得を得てから1年未満で確定申告を行っていない場合、所得があることを証明できるものがないため審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

また、確定申告をする必要がないほど不労所得が少ない場合も審査を通過することは難しいでしょう。

【生活保護受給者】カードローンの申し込みができる

基本的に生活保護を受給している方は、消費者金融からの借り入れはできません。

しかし、法律によって禁止されているわけではありませんので、他の方法でなら借入ができる場合もあります。

例えば、カードローンの審査に通過するためには「安定した収入」があることが重視されます。

この点でいうと、生活保護受給者は安定した収入を得ているため審査に通過する可能性があります。

カードローンに申し込む場合は、以下の3つのポイントを押さえると通過しやすくなります。

カードローンに申し込む時のポイント
  • 生活保護受給者ということを明かさない
  • 借り入れる金額を50万円以下にする
  • 職業をフリーランスや個人事業主と書く

まず、生活保護受給者ということは明かさずに申し込みを行います。

生活保護を受給していることを第三者へ伝えることは禁止されているため、審査の段階では生活保護を受けているかどうかは金融機関でもわかりません。

次に、借り入れる額が50万円以下の場合、申込者の年収がわかる「収入証明書」を出さなくても良い場合が多いです。

生活保護受給者の方は収入証明書を出すことが難しいため、借り入れる額は50万円以内に抑えた上で申し込むようにしましょう。

しかし、カードローンでお金を借りたことがケースワーカーに知られるとペナルティを受ける可能性があるため注意しましょう。

審査不要の方法あり!無職でもお金を借りられます

お金を借りる際に審査が不要であれば、無職の人でも審査に落ちてしまった人でもお金を借りることは可能です。

審査なしでお金を借りる方法を詳しく解説します。

【方法1】クレカのキャッシング枠を利用

クレジットカードを持っている方は、持っているカードにキャッシング枠があるかを確認してみましょう。

キャッシング枠が付帯しているクレジットカードなら、審査なしでATMでお金を借りられます。

キャッシング枠とは、クレジットカードのショッピング利用上限額とは別に現金を借りられるサービスですが、たくさんショッピング枠を使ってしまっている場合には、キャッシング枠が少なくなってしまっているので、少額しか借りられません。

また、キャッシング枠でも借り入れ可能な最大額(総枠)は年収の3分の1までとなります。

【方法2】生命保険の契約者貸付を使う

この方法は銀行や貸金業者から借り入れる方法ではなく、保険業者から借り入れる方法です。

生命保険というサービスの中には満期までケガや不幸がなかった場合に払い戻しされるプランがあります。

この払い戻しのサービスを「解約返戻金」といいます。解約返戻金を担保として保険会社からお金を借りる方法を契約者貸付と言います。

解約返戻金のある主な保険契約は次のとおりです。

解約返戻金のある保険契約
  • 終身保険
  • 養老保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険

保険には「掛け捨て型」「積立型」の2つのタイプがありますが、契約者貸付を利用したい場合は上記に該当する保険に入っていることに加え、「積立型」の保険でなければなりません。

また、このサービスは契約者本人のみ利用可能とされていますので自身の子供やパートナーに生命保険を積み立てている契約者のみが利用可能となります。

生命保険の契約者貸付の特徴は次のとおりです。

生命保険の契約者貸付の特徴
  • 審査が不要
  • 金利が低い
  • 返済が滞ると保険内容が適用されない場合がある

契約者貸付はカードローンのような審査が無く借りられる上、融資スピードも比較的はやいものが多いです。

ほとんどの生命保険会社は即日融資となっていますので、大きなメリットと言えます。

一方で、実質は払戻金を前借りする方法となるため返済が滞ると本来契約していた保険内容が適用されない可能性があるため十分に注意しましょう。

【方法3】質屋にモノを預けてお金を借りる

質屋にモノを預けてお金を借りる方法の特徴は次のとおりです。

質屋でお金を借りる方法の特徴
  • 審査が必要ない
  • 最短即日融資可能
  • 取り立てや催促が少ない
  • 価値がつかないものもある
  • 利息が高い

品物を担保としてお金を借りるため審査の必要がなく、お金を借りたという事実が登録されることもありません。

質屋にモノを預けた場合は審査がとても早く、スピーディーにお金を借りられます。

預けた品物の鑑定額によって借りられる金額は異なりますが、目安として借りられる額はおよそ鑑定額の7〜9割程度となります。

質屋にモノを預けたあとは、返済期限がすぎるとそのまま質屋のものになるという仕組みです。そのため、お金の返済をする必要もありません。

借りたお金を返済期限までに返せば預けたモノが手元に戻ってくるので、返済さえすればリスクは少なく安心して利用できるでしょう。

また、質屋は「質屋営業法」にもとづいて金利を定めており、貸金業者や銀行よりも高い利息を設定しています

質屋の金利は一般的な日割りではなく月利で計算され、質セキネでは3~8%となっています。

そのため、すぐに返せる金額のみ借り入れることをおすすめします。この方法はローンを組むことや貸金業者に抵抗がある方にもおすすめです。

【方法4】どの方法も難しければ、親や友人を頼る

上記でご紹介した貸金業者、銀行、保険会社、質屋の利用などが難しい場合は、親や友人などから借りる方法があります。

しかし、親や友人からお金を借りることはトラブルにも繋がりやすいため、以下の3つのポイントをふまえた上で相談してみましょう。

親や友人からお金を借りるポイント
  • 借りる理由を伝えた上で借りる
  • 借用書を用意する
  • 返済の計画を伝える

借用書は金額によっては大げさに感じてしまう人もいると思いますが、借りる側にも貸す側にとっても安心できるものです。

手書きなどの簡単なものでも構いませんので、必ず用意するようにしましょう。

借りる理由や返済の計画を事前に用意することは誠意を伝えるためにも大切です。

お金に困るその前に!準備しておくと良いこと2つ

無職の時にお金に困ってしまうのは仕方がないことでもありますが、日々できることを見つけて備えておくことで、生活が困窮してしまうことを防げます。

実施しやすい方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

【準備1】生活費を半年分貯蓄

当然のことですが無職になった場合、収入はありません。突然無職になってしまった時のために、半年程度は無職の状態で生活ができるだけの貯蓄を作っておきましょう。

生活費が20万円程度と仮定すると「20万円×6ヶ月分=120万円」となります。

これよりも金額が少なくても、自分にとって最低限の生活が維持できれば問題ありません。

生活費が足りない状況が続き、食生活が乱れると健康にも影響を及ぼし、医療費などがかかる可能性もあります。少額でも毎月少しずつ貯蓄をするようにしましょう。

【準備2】カードローンの契約

貯蓄が重要と知っても、実際にしっかりと貯蓄ができている方は少ないです。

そのため、失業する可能性がある場合、事前にカードローンを申し込み審査に通過しておけば、本当にお金が必要になった時にお金を借りられます。

会社に在籍している間はカードローンの審査に通過しやすいため、申し込み自体は在籍中に済ませておくと良いでしょう。

また、カードローンをいざ利用するときには、返済可能な金額のみ借りるようにします。

もし返済ができないと信用情報に傷がつき、今後別のローンやクレジットカードが作れなくなる可能性もあります。

また、銀行や金融機関のカードローンを申し込んだものの審査に通過しなかった方は、「アイフル」がおすすめです。

アイフルは会社に1日在籍しているだけでもお金が借りられるうえ、審査通過率が40%超えと通過しやすくなっています。

また、月3万円以上の収入があれば返済能力があると判断されるため、無職でもアルバイトをしていれば審査に通りやすくなります。

更に詳しく知りたい方は編集部が執筆したアイフルの記事もご確認ください。

これはだめ!無職でも利用してはいけない方法

無職期間中は、お金に困ってしまい冷静さが失われてしまうケースもあります。

しかし、どんなにお金に困っていても危険なサービスの利用や虚偽の申告をしてお金を借りることは、後々の人生に影響を及ぼします。

お金を借りる方法として利用してはいけない方法をご紹介します。

【方法1】違法な業者(闇金)から借りてはいけない

利息が「トイチ(10日で1割)」や「トゴ(10日で5割)」「ヒサン(1日3割)」などで知られている、違法な業者(闇金)からお金を借りることはやめましょう。

一度お金を借りてしまうと、法外な利息がつき借り入れた金額以上に返済を求められることとなります。

闇金と呼ばれる業者は違法な商売をしているため、取り立ての方法も危険な場合があります。

違法な業者からお金を借りてしまった場合は法律的な措置ができる場合もありますが、まずは違法な貸金業者ではないか、慎重に確認してから利用を検討するようにしましょう。

【方法2】うその収入でカードローンに申し込んではいけない

カードローンの審査に通らないからといって、所属している企業や収入などを偽って申し込むことは避けましょう。

収入額以外にも勤務年数をごまかしたり、他業者でもお金を借り入れていることを隠すこともNGです。

偽って申込みをした場合、審査時に発覚すると信用情報に傷がつき、お金が借りられなくなるだけではなくクレジットカードや住宅ローンの審査も通らなくなる可能性があります。

つまり、その後の人生において半永久的に審査に通過しなくなってしまうため、うその情報で申し込むことだけは絶対にしないようにしましょう。