アコムは「アコム株式会社」が運営する国内最大手の消費者金融です。
はじめての利用で30日間無利息になるサービスや、最短で即日融資可能な点だけでなく、契約者のサポートもしっかり整っているので初心者でも安心して利用できるサービスです。
しかし、アコムでお金を借りるためには審査に通過する必要があります。
初めてカードローンに申し込む人は審査ではどんなところを見られるのか、審査落ちしてしまうのではないか、申し込みの流れでつまずいてしまわないか、といったことで不安になるかと思います。
そこでここでは、アコムの審査基準や申し込みの流れについて解説していきます。
最後に、アコムを申し込む前に知っておきたいこともまとめているので、知らない事がないかチェックしてくださいね。
また、興味がある方は厳選したカードローンおすすめ業者の記事も是非ご確認ください。
アコムの基本情報
出典:アコム
アコムは申込から最短30分で借入ができ、急遽お金が必要になったときに頼りになるカードローンです。
申し込みもWEB上で完結できるので利便性が高く、初めて利用する人限定の「最大30日間金利0円」という嬉しいサービスもあります。
初めて借り入れする方であれば、アコムのカードローンをおすすめします。
申込方法 | WEB完結 (自動契約機、店頭、電話、郵送も可) |
---|---|
融資スピード | 最短30分融資 |
無利息期間 | 30日間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入上限額 | 1万円~800万円 |
提携ATM | 三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネットなど |
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\新規成約率が高い/
アコムの
公式サイトはこちら
アコムの審査は比較的通りやすいが甘くはない
「消費者金融の審査なんて、どうせ甘いだろう」と考える方もいますが、アコムを含む消費者金融会社の審査は決して誰でも通るというわけではありません。
なぜなら、返済能力のない人にお金を貸すと返済を滞納したり踏み倒しをされたりするリスクがあるからです。
「審査が甘い」「審査なし」と謳っている消費者金融会社もありますが、そういう業者は利用後に多額な金利を請求してくるヤミ金融業者の可能性があるので注意してください。
とはいえ、アコムは同じ消費者金融会社の中では比較的審査が通りやすい方と考えられています。
以下で解説していきます。
アコムの新規成約率(審査通過率)を調査
アコムを含む大手消費者金融会社は新規成約率を公表しています。
この新規成約率とは、申し込みをして契約をした人、つまり審査通過率とも言えます。
以下表の通り、2022年3月時点でアコムは他の消費者金融会社と比較して審査通過率が高いことが分かります。
消費者金融名 | 新規成約率 |
アコム | 42.1% |
プロミス | 37.0% |
アイフル | 31.5% |
レイクALSA | 36.1% |
審査通過率が高いとはいえ、やはり約6割の人は落ちていることを考えると、消費者金融の審査自体は決して甘くないことも分かると思います。
アコムの審査に通過するためには、この後に解説する審査基準や審査通過のためのコツを把握しておきましょう。
アコムの審査で見られるポイントは?
アコムの審査基準は公表されていませんが、主に以下のような観点で申込者をチェックしていると考えられています。
- 信用情報
- 借入状況
- 住まいに関する情報
- 職業
- 勤続年数
- 年収
順に説明していきます。
信用情報
消費者金融会社はクレジットカードやカードローンの利用履歴を確認して、返済の遅延なく支払える人かどうか信用度をチェックしています。
過去に支払い遅延や滞納があった場合には信用度が落ちて、審査に通りにくくなる傾向があります。
逆に過去の利用履歴を見て返済を滞らずできている人だと判断してもらえたら、審査に通りやすくなるでしょう。
借入状況
審査では申込者の借入状況もチェックしています。
他社からの借入額が年収の3分の1を超える場合などは審査通過ができません。
アコム申し込み時にも現在の借入件数と借入額を記載する項目がありますが、審査時に信用情報機関に記録されている借入状況をアコムも確認できるので、嘘の情報を記入して申し込まないように注意してください。
住まいに関する情報
居住形態も審査の対象となります。
賃貸の場合は収入に対して高い家賃を支払っていないか、持ち家の場合はどれくらいのローンが残っているかといった観点で審査されます。
居住年数が長いほど、現在の家賃で安定した生活ができていると評価されます。
職業
安定した収入が得られる職業ほど審査で有利に働きます。
例えば公務員や企業の正社員は企業の社長と比べて収入が低いかも知れませんが、収入の安定性という面では経営者よりも評価が高くなるでしょう。
また、アルバイトやパート、派遣社員、契約社員といった非正規雇用の人でも審査通過は可能ですが、正社員と比較すると審査では厳しくなる可能性があります。
勤続年数
同じ会社で長く働いているほど収入が安定しているとみなされ、審査で有利に働きます。
勤続年数が短いというだけで審査に落ちるということはありませんが、短いと減点の対象になる場合があるかもしれません。
他の審査基準に自信がない人は、できれば転職してから6か月経ってから申し込みすることをおすすめします。
年収
年収は高いほど高評価になることもありますが、年収に自信がなくても審査通過する可能性はあります。
しかし、年収の3分の1を超える借入ができない「総量規制」という法律があるので、年収に自信がない方は申し込み時の「希望限度額」は可能な限り少なくして申し込みましょう。
賞与(ボーナス)も年収に含めて問題ありませんが、必ずもらえるものでもないですし、いくらもらえるかもわからないのでおおよその金額で問題ありません。
アコムの審査に向けてのポイント
年収や信用情報はすぐにどうにかできるものではないので対策はできませんが、審査に向けてちょっとしたコツやポイントはあるので紹介していきます。
借入件数を減らす
前述した通り、借入額や件数は審査に影響します。
年収の3分の1を超える貸付や、借入件数4件以上の多重債務者への貸付は難しいので、返済できる借入を可能な限り完済するようにしましょう。
勤続年数を増やす
勤続年数が長い人に比べると、短い人のほうが審査には不利と一般的には考えられています。最低でも2~3か月は同じ企業で働いて勤続年数を増やしましょう。
借り入れを急がないのであれば、6か月以上勤めてから申し込むことをおすすめします。
申し込み内容は正確な情報を記載する
年収や勤続年数など、任意で入力する項目は正確な情報を入力するようにしましょう。
誤って入力した場合でも、消費者金融会社からみると虚偽の情報に見えてしまうこともありますので、入力した内容の最終確認を丁寧におこなってください。
故意に嘘をついた場合でも、信用情報機関に記録されている情報などでバレます。
もし嘘がバレると審査落ちするだけでなく、今後一切アコムの審査に通らなくなる可能性もあります。
希望限度額は可能な限り減らして申し込む
申し込み時に「希望限度額」を入力する項目が出てきますが、「借入の枠なんて多い方がいいだろう」と考えていると審査落ちの原因になることもあります。
今必要な金額の最低限を入力するようにしてください。
お借入3秒診断を活用する
アコムの公式サイトには「お借入可能かすぐに分かる 3秒スピード診断」という機能が用意されています。
3秒診断では、年齢、年収、他社からの借入額を入力するだけで借入可能かどうかの回答が出ます。
診断結果はあくまで簡易なものなので実際の審査結果とは異なりますが、審査通過できるか不安な人は試してみてください。
アコムは学生や主婦でも利用可能?
アコムは学生や主婦でも利用可能です。
ただし、いくつか条件があるので確認しておきましょう。
学生
アコムは18歳以上から申し込み可能になっていますが、年齢の条件を満たしていても高校生(定時制高校生、高等専門学校生も含む)は不可となっております。
大学生、専門学校生、短期大学生といった学生で、安定した収入があればアコムの審査に通ることが可能です。
18歳、19歳の場合は申し込み時に必要書類として収入証明書を求められる可能性があります。
収入証明書として提出できるものは以下のとおりです。
- 源泉徴収票
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
- 直近2か月分の給与明細書
主婦
専業主婦は本人の収入がないので申し込み条件を満たしていませんが、パートやアルバイトで安定した収入を得ている主婦であればアコムの申し込み条件を満たしています。
主婦の人がアコムを利用する際、家族にバレたくないということもあると思います。
そんな方は、なるべく家に郵送物が届かないようにローンカードを自動契約機から受け取ったり、利用明細書は電磁交付サービスを利用したりするのがおすすめです。
また、返済が遅れると督促状が届くので、遅れないように注意してください。
アコム申し込みの実際の流れを紹介
アコムの申し込み方法は以下の5通りあります。
- インターネット申し込み
- 電話での申し込み
- 自動契約機での申し込み
- 店頭窓口での申し込み
- 郵送での申し込み
基本的には24時間365日いつでも申し込み可能で、最短30分で審査回答が届くインターネット申し込み(WEB申込)がおすすめです。
アコムのインターネット申し込みの流れ
アコムのインターネット申し込みは以下の流れで進めていきます。
1.申し込み
アコム公式サイトの申し込みボタンを押して必要事項を入力して申し込みを進めます。
申し込み情報の入力は誤りがないように正確な情報を記載してください。
申し込み完了後は、必要書類を提出します。
必要書類は運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、保険証といった本人確認書類と、50万円を超える契約を希望している方などは収入証明書の提出が必要になります。
2.審査
申し込み完了後は、アコムによる審査に移ります。
審査では、申込情報や提出した必要書類のチェックと、場合により申込者へ確認の電話がおこなわれ、これを問題なくパスできれば契約へと進めます。
3.契約
無事審査に通過したら、指定したメールアドレスへ届いた「契約手続きのお願い」という連絡から契約へと進めます。
契約内容を確認し、問題ないようでしたら同意して契約が完了します。
ここまで最短30分で進めることが可能です。借り入れはアコムATM、コンビニ、金融機関ATMで借りられます。
即日融資を希望するなら20時までに申し込もう
インターネット申し込みであれば24時間365日いつでも申し込みが可能ですが、アコムの審査回答時間は9:00~21:00(土日祝を含む)となっているため、この時間を超えて申し込むと翌日以降の審査回答になります。
そのため、即日融資を希望するのであれば、遅くても20時までに申し込むようにしましょう。
20時でも申込者の信用度や希望借入額、アコムの混雑具合などによって審査回答がその日のうちにできない可能性もあるので、できるだけ早めに申し込みましょう。
なぜ?アコムに審査落ちする人と落ちないための対策
アコムに申し込んだけど審査落ちしてしまった…という人は以下のような特徴があります。
審査落ちしないための対策として確認してください。
在籍確認が取れなかった
アコムは原則として在籍確認を実施しないようですが、場合により実施することもあります。もし実施が必要となる場合は、申込者の同意を得てから在籍確認が行われるので安心して下さい。
ただ、この在籍確認の電話に誰も出なかったり、電話に出たけど会社に属していることを確認できなかった場合は審査に落ちてしまいます。
あるいは、申し込み時に記入した勤務先の電話番号が誤っていた可能性もあります。
申し込み時の入力情報は必ず入念にチェックするようにしましょう。
収入が安定していない
アコムは公式サイトで申し込み条件として「18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」と明記しているので、収入が安定していないとみなされた場合は審査に落ちてしまいます。
アルバイトやパートといった非正規雇用の人でも、安定した収入があれば審査通過可能であることは公式サイトにも記載されていますが、場合により収入が安定していないと判断されやすい雇用形態ではあります。
信用情報機関に金融事故情報が残っている
過去にクレジットカードやカードローンの支払いで複数回の遅延や、3か月以上の滞納をした人はアコムの審査でもかなり厳しくみられます。
遅延した支払いを現在は完済しているのであればまだ審査通過できる可能性はありますが、現在も滞納中だった場合は審査通過が不可能なので必ず完済してから申し込みましょう。
金融事故情報は信用情報機関に最長5年残りますが、基本的に完済するまで事故情報は消えないので早めに完済するのをおすすめします。
CIC | JICC | KSC | |
延滞 | 延滞解消後5年 | 延滞解消後1年 | 延滞解消後5年 |
強制解約 | -(記載なし) | 5年 | 5年 |
債務整理 | 5年 | 5年 | 7年 |
クレジットカードやカードローンのほかには、スマホ料金の分割購入代金の支払いや奨学金の支払いも同じく遅延・滞納すれば金融事故として信用情報機関に記録されてしまいます。
日本信用情報機構(JICC)、指定信用情報機関(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)という3つの信用情報機関があり、そのいずれかに金融事故情報が残っている可能性があります。
それぞれ、1,000円程度で信用情報開示請求ができるので、事故情報が残っているのではないかと不安な人はチェックしてみてください。
借入総額が年収の3分の1を超える
賃金業法という法律で「年収の3分の1を超える貸付はできない」とされているので、他社からも多くのお金を借りている場合は審査通過できません。
アコムの審査に通るためには他社からの借入を完済するのがベストです。
他社からの借入に該当しないケースとしては、住宅ローンや車のローンがあります。
これらのローンが残っていても総量規制の対象外となるので、安心してアコムに申し込んでください。
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アコムの審査を受ける際の事前準備
これからアコムに申し込もうとしている人に、知っておいてほしいことを以下にまとめました。
アコムの金利は平均的な水準
「ご利用は計画的に」という有名なセリフがある通り、お金を借りる前に必ずどれくらいの金利が発生するかを把握しておきましょう。
アコムの金利は実質年率で3.0%~18.0%です。
消費者金融名 | 金利(実質年率) |
アコム | 3.0~18.0% |
アイフル | 3.0~18.0% |
プロミス | 4.5~17.8% |
レイクALSA | 4.5~18.0% |
SMBCモビット | 3.0~18.0% |
大手消費者金融業者と比較しても大きな差はなく、アコムの金利は平均的なことが分かります。
ただし、銀行カードローンの金利は1.5~14.5%程度なので、比較すると高く感じてしまうでしょう。
その分、銀行カードローンは審査が厳しく即日融資にも対応していないなど、お互いにメリット・デメリットがあります。
公式サイトの返済シミュレーション・早見表を利用してみる
アコムの公式サイトには「ご返済シミュレーション(借入返済)」という機能があり、借りたい金額に対し、毎月いくら返済すればいいのかをシミュレーションできます。
ここまで解説してきた通り、支払いの遅延を繰り返したり滞納したりすると金融事故情報が残り、お金を借りることやクレジットカードを作ることができなくなってしまうので、自分がいくら借りたら毎月いくら返せばいいのかきちんと把握しておくようにしましょう。
30日間無利息サービスはしっかり活用しよう
アコムを初めて利用する人限定で「30日間無利息サービス」を受けられます。
「もう少しで給料日なのに手元にお金がない!消費者金融はすぐにお金を借りられるけど金利が高い!」という人にとって、ありがたいサービスになるでしょう。
アコムの無利息サービスは契約の翌日から30日間が対象です。
借り入れをしてから30日間ではないのでご注意ください。
再申し込みをして審査に通る?
アコムの審査に落ちてしまって、すぐに再申し込みをしても基本的に審査は通りません。
なぜなら、信用情報機関に最近アコムに申し込んで落ちてしまったという履歴が登録されているからです。
再度アコムに申し込むとしたら、申し込み履歴が消える6か月以降をおすすめします。
その間に借り入れがある人は少しでも返済を進めてアコムからの信用度を高めておけば、より審査に通りやすくなることでしょう。
また興味があれば複数社から借入を一社にまとめる
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